運営の組織

過去2回のオープンハードカンファレンスは「オープンハードカンファレンス実行委員会」で運営をしていました。
河野が主宰している「秘密結社オープンフォース」というIT勉強会活動などをしている非営利団体があり、そのサブプロジェクトとして動かしていました。しかし今後は会場費や運営費を協賛金などで賄うこととなり、その受け皿が秘密結社ではダメだろうということで、新しく会社を興すことになりました。名前はかなり前から決まっていて、「オープンエアスター」という名前になります。

今後は「オープンエアスター」が協賛金から会場費を割り振るなどのお金の扱いや事務作業などを受け持ち、「オープンハードカンファレンス実行委員会」がボランティアベースで運営を行うことになります。

「オープンハードカンファレンス2014 Tokyo/Winter」からそのお金面でその会社を使うようにしようと思いましたが、立ち上げや預金口座の開設のタイミングなどから今回は見送り、河野の会社「南部製作所」が振込先などとして受け皿となるようにしました。

「オープンエアスター」はオープンハードカンファレンスだけではなく、そのほかのオープンハードウェアの事業を展開していく予定です。乞ご期待!

OHC? OSHWC?

「オープンハードカンファレンス」は、

  • 全国の実行委員会+東京の運営会社
  • 展示+カンファレンス+各種企画
  • ガチガチのオープンソースでないとダメということはない、結構外れていてもOK!
  • コミュニティや個人は無料、企業は有料

という考えでやっていこうとしています。このやりかたはれは既にOSSの世界でもうすぐ100回目を開催しようとしている「オープンソースカンファレンス」(OSC)に範をとっていて、同じノリを目指そう!というようにしています。

わかりやすくいうと「オープンソースカンファレンス」のハードウェア版ということになるのですが、そういったニュアンスを込めて「オープンハードカンファレンス」という名前にしています。

そういったことで正式名称を「オープンハードカンファレンス」、英語名をそのまま「Open Hard Conference」としてました。でも少々都合のわるいところがあります。省略形がOHCとなるのですがところがSEOやハッシュタグの名前空間的にあまり良くないのです。

本来はオープンハードの名称もオープンソースハードウェアというのが本来で、英語もOpen Source HardWare, OSHWというべきっぽいです。となるとオープンソースハードウェアカンファレンス、OSHWCとなるのですがそれだと日本語が長すぎる・・・。

ということで正式日本語名は「オープンハードカンファレンス」なのですが英語名は「Open Source Hardware Conference」、省略形が「OSHWC」という形にすることにしました。

今後マークとかロゴとか、調整していかないといけないですね。それはおいおい・・・。

オープンハードカンファレンスのマーク

「上を向いてプラグ」がモチーフ。これに、オープンハードカンファレンスの公式文字パネルを組み合わせました。
OHClogo-320px
このプラグから何に電気が供給されるのでしょうか。オープンハードカンファレンスという物体でしょうか。
それともこのパネルに隠れているだけで、何か別のものにつながっているのでしょうか。
防水プラグとキャブタイヤコードということは、見慣れた家電品ではないすごいものである予感がしないでしょうか。
大電力を使用するものかもしれません。あるいは大量生産の一体成形のプラグを使わずにハンドメイドで作ったハードウェアかも知れません。
あるいはレトロなごっつい、プリミティブ指向のデザインなものが繋がっているのかもしれません。
あるいは我々はプラグへ電力を供給する側で、このプラグは社会に繋がっているのかもしれません。

現在のマークは2012年夏の「オープンハードカンファレンス設立準備委員会」「オープンハードカンファレンス準備委員会」
のために作成したもので、ドラフトでざっと描いたものをそのまま利用していますがそろそろ清書しなければ。

ちなみに、公式文字パネルはフリーフォントであるGOODTIMEを使用しています。オープンハードカンファレンスで使用するものはオープンなものにこだわって作成をしていくということで、ここでも。

会場レイアウト案です

2013/1/11に行われる「オープンハードカンファレンス2014Tokyo/Winter」は、お台場の「MONO」様で開催します。MONO様のご厚意で、工作室やイベントスペースをセミナーに利用させていただけることになりました。
今のところこういった感じで考えています。
layoutplan20131220-2
今年2月に開催された第一回目のオープンハードカンファレンスでは、一部屋を区切って前半分でミニセミナー、後ろ半分で展示コーナーとしていました。ミニセミナーはそれぞれ15分、20分の短時間のスピーチとして、展示を見ている人にもセミナーを聞きながらで楽しめるかなという意図としました。ところが実際にやってみると展示サイドから流れてくる人声が気になって、講師自身が喋る集中を保つのがツラいということが判明しました。

今回はその点セミナー1とセミナー2を展示エリアとある程度分離でき、改善かな、と。

2013/12/20 追記:レイアウト図更新しました

サイトのデザインに苦戦!

はじめてWordPressを触ってみて、一晩かけて手探りでイベントページの体裁にしてみました。最低情報を整備して、公開したところやっぱりデザインが雑だとの批判。
実はオープンハードカンファレンスは今回第3回目。もし第1回目でバッシングもらったら即サイト閉じて無かったふりをしてたかもしれません。でも3回目ともなると図々しくなってもうちょっと手探りで直してみようと思います。

第1回目、第2回目はオープンフォースのPukiWikiでページを作りました。見栄えなんかどうでもいいやと思ってそのまま運営しましたが、第3回目ともなると「wikiじゃなくてちゃんとしたページないんですか?」ということで専用サイトを作った次第。

WordPressのイベント特化型の有料テーマなどを使えばもっと洗練されたものになったと思うのですが、オープンハードカンファレンスはバックエンドも全て本来のオープンライセンスに振ったツールで運営しようとこだわっています。こういったところで積んだノウハウを事例として他の方の活用に生かすことができればいいなと思っています。

まだまだトホホなところが多々ありますが、ご指摘いただければメゲずに手直しをかけていこうと思いますのでよろしければコメントなどで。